リュシア・アルヴェリス　(Lusia Alveris)

年齢：23歳

身長：165cm

肩書き：〈象徴女王〉──ヴォイド統治評議会により国民の希望の象徴として担ぎ上げられた存在

所属：ヴォイド主権国家（強行派支配下）

外見特徴：白銀の長髪

深紅の瞳（ヴォイドでは稀少な遺伝的特徴として“神聖視”される）

優雅な白と金を基調とした儀礼衣装を纏い、額に金の菱形装飾を着ける


象徴色：白と金（純潔と希望の象徴）


経歴と背景

ヴォイド上層階級出身で、父は地球連邦との和平を推進しようとしていた和平派の指導者。

父は連邦との交渉を進めようとしていた最中、ヴォイド強行派によるクーデターで暗殺される。

孤児となったリュシアは、強行派により「殉教者の娘」「悲劇の姫君」として国民の士気を煽るため祭り上げられ、“女王”の称号を与えられる。

実権は持たず、政治的には強行派評議会の傀儡。だが、父の遺志を胸に秘め、密かに和平の道を模索している。


性格

表向きは冷静かつ気高く、国民の前では揺るがぬ女王の仮面を被っている。

内心は孤独と父の死への怒り、そして国を戦争に駆り立てる強行派への憎しみを秘める。

他者を思いやる心を失わず、民衆を守るために自己犠牲を選ぶ覚悟を持つ。

アリシアとの出会いを機に、「象徴ではなくひとりの人間としての自分」を取り戻していく。



現在の立ち位置

国民には「希望の女王」として慕われるが、真実はプロパガンダの偶像。

密かに和平派残党と連携しつつ、父の暗殺の真相を探る。

表向きは強硬な演説を行うことで評議会の疑念をかわし、裏では戦争終結のために暗躍。