氏名：アリシア・ヴァレンタイン (Alicia Valentine)


階級：大尉（元・中尉）
年齢：26歳
身長：168cm
所属：地球連邦軍・第7機動艦隊
コードネーム：「アイスブレード」
専用機：AU-00X《ヴァルキリア》



経歴と転機

幼い頃から軍人一家で育ち、士官学校を経てエリートコースを歩んできた。

だが、彼女の運命を決定づけたのは過去の偵察任務であった。


偵察任務の悲劇

配属当時は中尉、小隊指揮官として辺境宙域の哨戒任務に従事。

そこで初めて「アンノウン　クラーケン級（後にヴォイドと呼ばれる）」 と遭遇。

小隊は激しい戦闘に巻き込まれ、部下2名を失う。

怒りと悲しみを抱えながらも、ファランクスでクラーケン級 ドレアスを撃破。

初の正規撃墜記録として軍に認められ、その功績で 中尉から大尉に昇進。


昇進と新型機選抜

アリシアの冷静沈着な指揮、並外れた操縦技術、そして「ヴォイドへの憎しみ」を理由に、新型試作機ヴァルキリアの適合試験に選抜。

神経リンク適合率は驚異の 99.98%。

この結果を受け、ヴァルキリア初の正規パイロットに任命される。



人物像

冷徹：戦場では感情を表に出さず、部下や上官からは「氷の女王」と呼ばれる。

内面：だが心の奥には、部下を失った過去の傷と「ヴォイドへの強烈な憎悪」を抱えている。

戦士としての矜持：軍人として任務を全うすることを第一に掲げているが、やがて「本当の敵は誰か」という真実に直面し揺らぐ。