紅葉の公園 ひとつの勘違い
2026/10/27使用したAI Stable Diffusion
年齢制限 全年齢
朝七時。公園の並木道は、赤や黄色に染まっていた。

「モモちゃん、そっちはダメ。落ち葉を食べないの」

 ピンクのカーディガンを羽織った女子高生の美咲は、リードの先で跳ね回る白いポメラニアンを引き戻した。

 モモは不満そうに鼻を鳴らした。どうやら、落ち葉は食べ物ではなくても、味見くらいはしたいらしい。

 そのとき、向こうから大きな犬がやってきた。

 犬というより、小型の熊に近い。隣を歩くのは、秋色の上着を着た少年だった。

「うわ、大きいですね!」

 美咲が声をかけると、少年は笑った。

「ゴールデンだよ。名前はレオ。見た目ほど怖くないんだ」

「モモとは大違い。うちの子なんて、風で葉っぱが飛んだだけで逃げるんです」

 その瞬間、モモの鼻先に落ち葉が一枚、ひらりと舞い落ちた。

 モモは飛び上がった。

「ほらね」

 少年は声を立てて笑った。美咲もつられて笑った。

「毎朝、散歩してるんですか?」

「うん。学校に行く前にね。君も?」

「はい。うちは母が朝に弱くて」

「それ、分かるなあ。うちも・・・ 」

 少年は言いかけて、少し首をかしげた。

「ところで、君、何年生?」

「二年生です。そっちは?」

「私も二年」

「えっ?」

 美咲は目を丸くした。

「私もって・・・ 女の子だったんですか?」

「そうだけど?」

 相手はきょとんとしている。

「あ、ごめんなさい! 声とか、髪が短いから、てっきり……」

「よく間違われるの。別に気にしてないけど」

 少女はあっさり笑った。

「じゃあ、あなたも女の子?」

「もちろん!」

「よかった。私、男の子だったらどうしようかと思ってた」

「どうして?」

「だって、さっきからずっと、かわいいなって思ってたから」

 美咲は言ってから、しまった、と思った。

 少女は一瞬きょとんとし、それから頬を赤くして笑った。

「それ、犬のこと?」

「……両方、かな」

 今度は美咲の顔が赤くなった。

 そのとき、レオが大きなくしゃみをした。

 驚いたモモが美咲の腕に飛びつく。

「わっ!」

 二人は顔を見合わせ、同時に吹き出した。

 紅葉は、さっきより少し鮮やかに見えた。


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プロンプト
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ネガティブプロンプト
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Steps
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Scale
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Sampler
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Noise
Strength
コメント

 
ManZi ManZi 2025年12月より活動開始 145投稿1901フォロー343フォロワー 爽やかなエロが好き