紫帆「お、お、お会い出来て光栄ですっ！皇帝陛下！」
シリー「紫帆さん、そんなに緊張なさらないで。初対面ではないのですから、もっと気兼ね無く接してくれても構いませんのよ？」
紫帆「そ！そう言う訳には行きませんっ！や、やはり一国のトップの方ですからっ！礼儀を弁えないと！」
ニキ(やはり固いな、生徒会長殿は。あちらでジェルマ殿と面会した時も同席していたが。…真摯な態度は好感を持てるが、シリーがこの場で求めているのはそうでは無いからな。まぁ民草に皇帝と対等に接しろと言われて「はい分かりました」等と軽々には………ん？)


杏奈「まぁまぁ紫帆ちゃん。女皇様が言ってるんだから遠慮しなくても良いじゃない？ね？シリーちゃん。」
ニキ「！？」
紫帆「なっ！？杏奈っ！！」
杏奈「今回の留学は二週間くらいしか無いけど、短い間だけどよろしくね、シリーちゃん！」
シリー「…はい！こちらこそよろしくお願いします、杏奈さん！紫帆さん！」


ニキ(ここまで堂々と対等に接してくるものが居るとは…。シリーにとって年齢の近い友人は殆ど居ないから、友人求めていた節がある。だからこうして物怖じせず年頃の少女として接してくれる娘は有り難いものだ。)


紫帆「杏奈ぁっ！！皇帝陛下にいきなりあんな接し方は失礼でしょ！？」
杏奈「あらあら、そんな事ないですよ〜。ちゃんと喜んでくれてたじゃないですか〜？」
紫帆「だからって、こう言う場所ではTPOを弁えなきゃ！」
杏奈「シャルロットちゃんに聞いたんですけど、人が居ない時は普通の友達みたいに接してたみたいですよ？だから今みたいな時はあれで良かったんですよ〜。」
紫帆「で、でも！？」
杏奈「まぁまぁ、ちゃんと挨拶も上手く行ったんだから、紫帆ちゃんも私達相手にする時みたいにシリーちゃんと仲良くしましょ？」
紫帆「〜〜〜〜っ！！何か納得いかないっ！！」


生徒会長の紫帆ちゃんがシリー女皇に留学の挨拶をする場面でしたが、緊張してたので代わりに副会長の杏奈ちゃんが代理を務めた、と言う感じです。
ニキさんは二人で映ってるシーン無いですがちゃんと近くにいた感じです。後方腕組勢(・ω・)