ポメラニアン警備隊
2026/8/30使用したAI Stable Diffusion
年齢制限 全年齢
ぼくの名前はポン太。

 ポメラニアンである。

 ご主人様は高校二年生の美咲。

 ぼくの任務は、ご主人様を守ること。

 朝、美咲が寝坊すれば、顔を舐めて起こす。

「ポン太 あと五分・・・」

 却下。

 遅刻は敵である。

 美咲が学校へ行けば、窓から周囲を警戒する。

 帰ってくれば、匂いをチェック。

 お風呂上がりなら、さらにチェック。

 冷蔵庫を開ければ――もちろんチェック。

 特にプリンについては、厳重な警備が必要だ。

 ところが、人間はぼくを見て笑う。

「ポン太って、何にも考えてなさそう」

 失礼である。

 ぼくは、ご主人様の秘密を全部知っている。

 たとえば、机の引き出しに隠してあるラブレター。

 スマホの暗証番号。

 テストの答案。

 そして、冷蔵庫の奥に隠してある高級プリン。

 最後の秘密は、ぼくにとって最重要機密である。

 ある夜、美咲がこっそり家を出ようとした。

「ポン太、寝ててね」

 ぼくは目を閉じた。

 もちろん寝たふりだ。

 玄関の外で男の声がした。

「美咲ちゃん?」

 怪しい。

 ぼくはすぐに警戒態勢に入った。

 ・・・とはいえ、体重三・二キロである。

 もし戦うことになったら、たぶんぼくが飛ばされる。

 だから、頭脳戦にする。

 翌朝、美咲は何食わぬ顔で学校へ行った。

 ぼくは玄関で見送った。

 すると美咲が振り返る。

「ポン太、昨日のこと・・・ 誰にも言わないでね」

 ワン。

 任せてほしい。

 ぼくは忠犬だ。

 秘密は守る。

 ただし、条件がある。

 夕食のとき、ぼくにも肉を一切れ。

 そして――

 冷蔵庫のプリンを半分。

 これが我が家の安全保障条約である。

 その夜。

 玄関のチャイムが鳴った。

 美咲が青ざめる。

「・・・誰?」

 ぼくは立ち上がった。

 ついに敵が来た。

 ぼくは牙を見せた。

 体重三・二キロ。

 しかし、気持ちは三十二キロ。

 いや、三百二十キロだ。

 ドアが開いた。

「宅配便でーす」

 ・・・。

 ぼくは静かに座った。

 ご主人様。

 今日も日本の平和は守られた。

 ちなみに荷物の中身は――

 ぼくのおやつだった。

 警備隊長として、当然の報酬である。
プロンプト
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ネガティブプロンプト
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Noise
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Strength
コメント

 
ManZi ManZi 2025年12月より活動開始 117投稿1827フォロー301フォロワー 爽やかなエロが好き