夏休み、親戚のおじさんの家で… みかんちゃんの“初めて”でいっぱいの、とろけるような夏。

両親の海外出張で、田舎の親戚のおじさんの家に預けられることになった都会育ちのみかんちゃん。ひまわり畑が広がる小さな村で始まった、長い夏休み。

慣れない環境での生活は最初は不安でいっぱいだったけど… 優しくて、ちょっと頼りがいのあるおじさんが、いつもそばにいてくれた。一緒に流しそうめんをしたり、夜は縁側で花火を見たり。

だけど、だんだんと… おじさんの何気ない仕草や、分厚い胸板、汗の匂いに、みかんちゃんの胸は高鳴り始めて――。蝉時雨に包まれた納屋での出来事、川遊びの後の水着姿のままでのひんやりとしたタオルの感触… 一つ一つが、みかんちゃんの未知なる感覚を刺激していく。

「あっ、おじさん… そこ、くすぐったい…」
「みかんちゃん… 大人になるって、こういうことなんだよ」

幼さが残る体に刻まれる、初めての快楽と疼き。禁断の感情が芽生え、深まる夏の日々――。純真な少女が、大人の階段を駆け上がる、汗と吐息と切ないほどの熱さに満ちた、一生忘れられない夏の思い出。