仕巳「…と言う訳でこのドリンクは私も愛飲していますし、本当に効果覿面なんですよ！まさに翼を授かると言っても過言ではありません！」
？？？「翼が生えてくるのか？そちらの世界には凄ぇ飲み物があるんだな。」
仕巳「いやいや、物の例えと言う奴ですよシルヴィアさん。兎に角それだけ疲労回復に効果有りと言う訳で、肉体勝負の海のお仕事に務める皆様にはオススメです！」
シルヴィア「例えはよく分かんねぇが、アンタの売ってくれる品物はオレの部下共にも評判が良いからな。一月分程頂こうか。」
仕巳「ありがとうございます！では仕入れが済み次第直ぐに発送させて頂きますね！」
？？？「つ〜か〜み〜」


仕巳「キャッ！？」
ベル「まだ終わらないの〜？」
仕巳「まだ商談中だから！もう少し待って！ね？」
ベル「待ちくたびれた〜。早くぅ〜。」
シルヴィア「ははは、ちょっと長々と話し込んじまったな？」
？？？「シールーヴィー」


シルヴィア「キャッ！？」
？？？「商談は終わったみたいだな。では私達の愛の住処に戻って夫婦の営みに励もうではないか。」
シルヴィア「バカヤロー！？まだ終わってねぇから待ってろデュナミス！！」
ベル「あれれ〜？天使なんかがこの国に居るの？」


デュナミス「おやおや？君が這々の体で逃げ出した世界にもガブリエラとラファエルの姉妹が移住しているじゃないか。別にこの街に天使が居る事に何の疑問が？」
ベル「誰が逃げ出しただってぇ〜。ま〜た昔みたいに痛い目に遭いたいのかなぁ〜？」
デュナミス「やれやれ、話を逸らして煙に巻こうとは、相変わらず不遜だな悪魔と言う者は。」
ベル「嘘つき。アンタでしょそれは〜？」

仕巳「あわわ！凄く険悪な雰囲気に！？」
シルヴィア「…丁度良いや、ビジネスの話続けようぜ？」
仕巳「えっ！？良いんですか？」
シルヴィア「アイツは女に無闇に手を出す奴じゃねぇから寧ろ好都合だ。お宅の悪魔が血の気が多いなら止めるが？」
仕巳「…まぁ、派手に動いたりするのは嫌いな娘ですね。」
シルヴィア「よし！お子様二人の口げんかは放っといてオレ達は大人の話し合いを済ませようぜ！」


サラッと新しい看板娘登場です。ちょっと分かりにくいですがサメっ娘のシルヴィアさんと、天使のデュナミスさんです。
仕巳さんは時折地球の商品を異世界に訪問販売しに行ってます。シルヴィアさんは御得意先。