今度は異世界人の短期留学編です。文字数キツかった。

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透「良いじゃん！ウチの制服似合ってるじゃん！」
アニス「そ、そうでしょうか？」
悠「全然似合ってるよ。最初からウチの生徒って言われても違和感ないよ。」
アニス「ありがとうございます！」
桜良「やっぱ制服姿も似合うわね。」


アニス「それにしてもちょっと肌寒いですね。私達の国より暖かいところだと聞いたんですが。」
桜良「そうね、今日はちょっと寒い方ね。こっちももうそんな季節だったかしら？」
悠「確かにね。私達は平気だけど、そろそろ気温が下がって来るって予報で言ってたしね。」
透「じゃあ冬服に着替える？折角用意したんだし、両方着てみれば良いじゃん？」
桜良「助かるわね。じゃあ着替えてくるわね。」
透「は〜い。」
悠「私達も着替えるよ、透。」
透「え〜？オレは平気だよ？」
悠「貴方は平気でもお腹の娘はそうでもないかも知れないんだよ。予定日近いんだし、大事にしなさい。」
透「う〜ん…、じゃあオレ達も着替えよう！」


桜良「やっぱ今日はこれくらいが丁度良いわね。」
透「そうかなぁ？オレはちょっと暑い…」
桜良「本当に貴方寒さに強い方なのね。」
桜良「そうそう、話変わるけど貴方本土の男の子だったんだって？」
透「そうだよ。」
アニス「そうだったのですか！？」
悠「TSっ娘は30年だか40年ぶりくらいらしいからね。そりゃ島中大騒ぎだったよ。」
アニス「そうだったのですね。私も百年生きて性が変わった方なんて一人くらいしか見た事ありませんでしたし、こちらでも珍しい事なのですね。」
桜良「基本呪いの力に負けて死んじゃうからね〜。ま、こっちでも次は何十年か掛かるでしょうね。」
透「そんな事無いぞ。ていうかてぃーえすしたひとならオレ以外にも居るぞ。」
アニス・桜良「え？」
悠「あっ、こら！透、その話は…っ！」
透「？………あっ！ごめんキャプテン！」


アニス「他にも透と同じ境遇の方がいらっしゃるんですか？」
悠「う〜ん、ここまで言っちゃったら誤魔化せないよねぇ。」
桜良「でも妹達からそんな話聞かなかったわよ？」
透「本人は秘密にして欲しいって言われてたんだよね。今喋っちゃったけど…あはは///」
アニス「折角ですからどの様な方かお会いしてみたいですね。」
悠「じゃあ学校終わったら会いに行こか？商業地区で働いてるみたいだし。」