歌姫「す寝ちゃったけど、こんな感じで良かった？」
ラファエル「凄いですよ歌姫さん！僕があやしても全然寝かし付けられなかったのに。」
由衣「とっても上手でしたよ歌姫さん！将来赤ちゃんが産まれた時も安心ですね！」
歌姫「あらあら、現役のママにお墨付き貰えるなんて嬉しいわね。印伽もそう思わない？」
印伽「…」
歌姫「どうしたの？印伽？」


印伽「あ、ごめん。昨日の紫庵の事思い出して。」
歌姫「紫庵？そう言えばあの娘機嫌悪かったわね。」
印伽「天使に会って機嫌が悪いとか言ってたけど…」
ラファエル「っ！…」
印伽「あっ！ごめんね。貴方の前で話す事じゃなかったね…」
ラファエル「いえ、大丈夫です…。」
由衣「…お二人はこの島と天使の関係、知ってますよね？」
印伽「まぁ、東京の方で習って来たよ。」
歌姫「何かこう、ハッピーなイメージあったけど、戦争してるって話はびっくりしたね？」
由衣「そうなんです。確かに天使とこの島は因縁深くて、…異世界の方に行くと天使と戦う事もあるんです。」
ラファエル「…」
由衣「でもラファエルちゃん達は違うんです！確かに天使の一族とは仲が悪いけど、ラファエルちゃん達とは仲良くやってるんです！…だから、嫌な気持ちにならないで下い！」
ラファエル「由衣…」
歌姫「大丈夫。私達もラファエルを嫌いにならないわ。」
印伽「国同士は対立してても個人では仲が良いとか、よくある事だし。」
由衣「有り難うございます！」
ラファエル「…有り難うございます。皆さん。…本当にありがとう。由衣。」



歌姫「ハッピーに収まって何よりね。」
印伽「めでたしめでたしってやつ？」
歌姫「い〜や、まだ終わって無いわよ？」
印伽「え？」
歌姫「私達も赤ちゃん作っちゃう？」
印伽「は！！？！？」
歌姫「あたしが赤ちゃん抱っこしてるの見てちょっとその気になったでしょ？それを悟られまいと紫庵の話を振ったの丸分かりだっつーの！」
印伽「いやいやそんな事は！！」
ラファエル「お二人も子供産むのでしたら是非島にいらして下さると嬉しいです。」
由衣「私とラファエルちゃんと歌姫さんの子供同士仲良しなると良いですね。」
ラファエル「ぼ、僕はまだだけど、歌姫さんがその気なら僕も頑張ろうかな///」
歌姫「二人がこう言ってるんだから、ね？」
印伽「いやいや、アンタは自分がアイドルとかそう言う世間体考えろ！」